ジョッキーとムチ

こんにちは、公晴です。

「人には少なからず嗜虐的な側面を持っているもの」と、こないだとあるテレビ番組で言っていた。

なるほど、確かにその通りだと思う。

ちなみに、

嗜虐とは

人や動物に対して苦痛を与えることを好むこと。むごたらしい行為を好む性癖。
goo辞書

動物愛護団体の方って嗜虐性ゼロなのかな?そもそも嗜虐性率ゼロパーセントの人間国宝みたいな人いるのだろうか??

教える仕事と嗜虐性

僕は教える仕事をしていて、時々「ハッ」と気付かされる。自分の嗜虐性に。

その度に『サラブレッドのジョッキー』みたくムチでベチベチやるのって『伸びるから打つわけで、伸びない人』にやるのってどうかと時々思うわけです。

心臓破りの坂を登りきってぶっちぎる。そんな『スパート』がみたい。

期待と共に、ムチを振う。

ジョッキーのムチって演技では

そこで、僕はいつも生徒さんに話すのですが、ジョッキーってたぶん演技で『ムチを打つふり』をしているんじゃないかなぁ。

だって一心同体で騎乗してラスト直接アシが残っているか?どうか?なんてたぶん一発入れただけでわかるとおもう。

なのに、あんなに『口パク』みたいにペチペチペチペチ大車輪。

動物愛護団体は何も言わないのだろうか、、

だからこそ『演技では?』と思ってしまうわけです。

たぶん馬主さんに仕事しているアピールをしないといけないんでしょうね。気持ちわかりますよ。

教えるとDVの違いとは?

いつも紙一重だなぁ、とおもうのはやっぱり『手応え』がないのに打ち続けるってのはいかがなものかと。

それに『むち』でベチベチされるのを求めてくる人ほど『一夜漬け』で身になってないことが多々ある。

揺るぎないもの

ジョッキーと馬のように『信頼』の関係が揺るぎないからできる技術『教鞭』。

だからやっぱり『伸びるだろう』『伸びて欲しい』って熱い気持ちがたぎるたびに、それに一発一発応えてくる生徒さんには感謝しかないです。

今日も張り切って教鞭を振いたいと思います。

公晴